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執筆者の写真すずめや

ほぼ回復

です!

ご心配ありがとうございました!!


いろんなところからお声がけいただいてほんとにほんとに。

ご近所さんからはいろいろ玄関先に置いていただいたり買い物していただいたりして

おかげさまで元気になりました。


いままで、ちいさなころから風邪にはポカリ、という思い込みがあって、

もちろんそれはプラセボ的な懐かしい思い出もこみでの自分なりの回復方法でもあったんですが、

大人になってからの関係性で、作家になってひとりでも歩けるようになってから、

フォロワーさんとか、おきゃくさまとか、作家仲間とかそういう関係性の中で新しい回復方法を教えていただけて、それが効いたっていうの、なんかすごい、思えば遠くへきたもんだ感があってよかったです。

水と塩タブレットが効きました。

お水にメープルシロップを溶かすのも初めてやってみました。

意識朦朧としてるなかで、心配してくれた友人にしにそお〜なんてLINEがしれっと打てるようになってて驚きました。

生きることそのものは果てしなく個ですけれども、そうでないレイヤーの上で生きている自分のことを改めて思った。

これは暮らしのはなしかな。


愛猫は、そういえば若かりし頃、過労で意識朦朧としているなか、母に"なにかいるものある?"と枕元で聞かれた際に"猫"とうっかり言ってしまったのがきっかけでいま一緒にいるのでした。


とはいえ熱がでましたので、

万一お客様に残りの風邪菌を飛ばしてしまったら後悔してもしきれませんので今週末はやっぱりお休みします。

来週からは元気に開けられると思います。

巣篭もりもなれたものです。


ピークのとき、

バケツいっぱい分はあるんじゃないか、

って量の汗をかいて、

布団がびしょびしょで、

ウウウウウとなりながらとにかくお外に干そうと布団を押し出して、丸裸のマットレスのうえで丸くなり、

ふと膨らますと簡易的な寝床になる例のアレの存在を思い出し、

ひいひいいいながら押し入れから引っ張り出してきていっしょうけんめい膨らませました。

去年の夏は友人をこれで泊めたんだったな。


冷房の効く部屋に、無事だったタオルケットといっしょにずるずるひっぱってきて、

寝たり起きたり寝たりして、

乾いた頃合いにお布団を太陽の元から引きずり出して、

ほかほかのそれにくるまったときに、

あ〜ひとりぐらしだ、

と思いました。

なんかえらいなーと思いました。

部屋はぐちゃぐちゃなんですけど、

ごみ箱に入れることも気づかなかったタブレットの空いたビニールとか、薬の空っぽのごみだとか、洗う気力もないコップとかスプーンとか、流し場にあったりしたんですけど、ああ暮らしてるな、この暮らしのなかにあの人の買ってくれたあれがあっていま息してんだな、みたいなことをなんかしみじみ思いました。


見渡せばそこかしこに誰かのなにかが当たり前みたいな顔していて、

うーん、なんかねえ、暮らしってものいりね、なんて魔女のキキがいってましたけど、そうなんだよな、なんか、生きていくことと暮らしっていうのって切り離せないものだけど別個の概念で面白いですね。


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