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薪棚ができた

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 3月14日
  • 読了時間: 3分

かねてから作りたくて作りたかった薪棚をついに作ることができた。


まず第一に我がちいさき車では材料を運べない。

第二に薪棚を置きたい物置には残留物が多く、この残留物はゴミセンターに持ち込まなければ処分できないが我がちいさき車にはそれらが載らない。

第三にうちにある電動ドライバーはバッテリー式でなくコンセント式なので屋外でなにかを組み立てるのに適さない。

というわけでずっと作ることができなかった。


それがこの冬は災厄がいくつかあってまず我がちいさき車がエンジンオイル漏れで工場に連れて行かれてしまった。

代車保険にはいっていなくて(存在も知らなんだ)、工場にもちょうど代車がないということで夫のツテで、でっかい商用バンを借りることになったのだ。

それで第二までの問題を解決することができ、問題解決に浮かれ前々からわたしの頭の中だけで詳細まで考えていた薪棚計画を夫に語ったところ、知人からバッテリー式のドライバを借りてきてくれた。

しかもそれは憧れのマキタの18vであった。


とはいえ道路が凍結していてたいへん危ないのでなかなか買い出しもごみ出しもできなかったがちかごろの雪解けでようやく動けた。

しっかり寸法を決めなくても、なんなら墨付けをしなくてもささっと作れる薪棚をあらゆる薪棚DIY情報のなかから見つけてきていたのでざくざく適当にしっかりとしたでかいものが作れてたいへん楽しかった。

でかいバンか軽トラがほしい。それはずっと考えているけれど夫はあとから工場が用意してくれたなんかちゃんとした代車に心酔したようで今度はこういうのがいいと言っている。

まだ工場にいる愛する我がちいさき車は激安だったドイツ車で、こういう故障のときに部品取り寄せとかで時間もかかるし、運転手としては乗り心地もあんまり良くないみたいだ。

お互いにいろんな車に乗る、乗った、という経験が少ないんだろうと思う。


話を戻して薪棚。

大容量の薪棚ができたものの空っぽである。

今年はアトリエに薪ストーブがついて、そのために多めに薪を用意していたつもりがぜんぜん足りなくなってしまった。

去年まで灯油ストーブのみでかなり寒い思いをして製作をしていたので反動で調子こいて薪をくべすぎたのだ。

2月はじめに薪やさんに無理を言っていちど運んでもらったが、この時期はそもそも薪にする丸太とかを調達している状態なのでそんなにいい薪がないのだと言われた。

そして本当にあんなにたくさんの薪を焚いてしまったのか、と50回くらい言われた。

薪やさんの薪じいは心配性なので、こんなに焚いたら破産するよというようなこともしきりに言う。わたしもそれは本当にそう思う。とても反省している。ただでさえ冬籠りのこの時期は財政が厳しいというのに。


と言いつつ2月は寒すぎたので結局その薪も無くなってしまっていまはそのへんに転がっている木材を切ってはストーブにくべている。

昨日と今日と外では大風が狂ったように駆け回っている。

こういう大風がくると、雫石では季節がかわる。

はやくあったかくなってほしいものだ。



 
 
 

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